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『Batman: Arkham Knight (バットマン アーカム・ナイト)』レビュー

Batman: Arkham Knight (バットマン アーカム・ナイト)

戦犯は主にB社

キャラゲーの歴史は古い。日本では恐らくタイトーから1980年に出たアーケード版「ルパン三世」が最初ではないでしょうか。ファミコンの時代になるとユーザ層とマンガ・アニメの視聴層がマッチするのか多くのキャラゲーが作られるようになり、以降家庭用ゲーム機を中心に展開されるのは今でも変わりません。
しかし悪名高きATARI2600版「ET」を始め、鉄アレイを投げつける父親世界を浄化する巨大蟲を殲滅するシューテング無料で遊べちまうんだといった望まれない方向にいってしまったアレなゲームが多く作られてしまい、キャラゲー=クソゲーのレッテルは未だ残っていると言えましょう。

おなじみのアメコミヒーロー バットマンの最新作ゲーム「Batman: Arkham Knight」はPS3/360で始まったアーカムシリーズの最新作で4作目の最終作となっております。ちなみに3作目のArkham Origins(アーカム・ビギンズ)」は時系列で一番古いエピソード0の位置なので、「Arkham Knight」の物語は2作目「Arkham City」からの続きとなっております。
なおこのシリーズは最初の「Arkham Asylum」の時から評判良く、ずっとやりたいなと思いつつやれないままでしたので今回の「Arkham Knight」がシリーズ初プレイです。当然過去作をプレイしたほうが楽しめるのは間違いないでしょうが、軽く説明が入るのでプレイに支障はありませんでした。

ゲームは悪の蔓延る背徳の街ゴッサム・シティをまるごとオープンフィールドに落とし込んだ箱庭ゲーで、小雨の滴るゴッサムの摩天楼をバットウイングで滑空し、グラップリングで高所へもひとっ飛び。そしてバットモービルで車や悪人を蹴散らしながら走り抜ける勇姿はまさにバットマン!

どちらかと言えば「Prototype」「Crackdown(ライオットアクト)」のような超人系箱庭です。ただこの手のジャンルは俺tsueeeeが魅力ですが「Arkham Knight」は少々難易度高めで割りとあっさり殺られますし苦労します。序盤は弱くとも装備が揃う後半は敵なし!というゲームが多いものですが、終盤でも雑魚にリンチにされてゲームオーバーってのもしばしば。でも難易度設定はいつでも出来るのでご安心を。
タイマンで負けることはありませんが、1体多数の戦闘が基本なので最初のうちになるべく数を減らしたり無力化するのが必須ですし、大勢に囲まれても上手く立ち回れれば映画さながらのカッコ良いアクションを繰り広げられるのが気持ちいいです。この戦闘パートは「Shadow of Mordor」に似ていますね。
これが普通に銃火器が使えるゲームならばロケランでもブチ込んで一網打尽なんてまねも出来ますが、バットマンは「不殺」の誓いを立てているので肉弾戦が基本。殺傷力の高い武器無しの縛りプレイなのです。

本作のバットモービルはなんと戦車にも変形するイカれたマシーン。
よくある箱庭ゲーでの自動車運転はL2ボタンがブレーキなのが多いですが、「Arkham Knight」ではそれで戦車に変形。最初のうちは使いづらく感じますが、慣れるとスムーズな戦車操作が気持ちよくなります。

「Never Stop Having Fun(楽しむことを忘れるな)」 by Joker

オープニングはなんと宿敵ジョーカーの火葬というショッキングなスタートで始まります。2作目「Arkham City」で死んでしまったそうなので、是非ともこの経緯を知りたいものです。
若干ネタバレ気味で申し訳ないですが、ジョーカーは死んでるので登場しないのかと言えばそうではありません。バットマンのトラウマとして幻影として彼のゆく先々で語りかけ狂気にいざなおうと仕掛けてくるのです。
ストーリー面で「Arkham Knight」の見どころはまさにここでしょう。
あまりにジョーカーの存在感がありすぎて(死んでるのにw)、主役ヴィラン(悪役)であるスケアクロウやアーカム・ナイトが霞んでしまうほどでした。

ジョーカーが凄すぎて他が喰われてしまうってのは映画「ダークナイト」のようですね。ヒース・レジャー演じるジョーカーはまさに映画史に残る名悪役でしたが、「Arkham Knight」のジョーカーも中々で声優さんも良い演技でした。

冒頭のキャラゲー=クソゲーの法則はこのゲームに於いては全く当てはまりません。
爽快感あるアクションと超美麗なグラフィックに映画さながらのシナリオ、そしてジョーカーの溢れんばかりの狂気!キャラゲーとはかくあるべしという作品です。

1989年ティム・バートン制作の映画「バットマン」はアメコミ映画にとってマイルストーン的存在です。
今でこそヒーロー物は珍しくありませんが、昔はほとんど存在せず、あっても安っぽいB級映画ばかりでした。しかし89年バットマンは当時ブームだったSFX技術を駆使し有名俳優を起用したハリウッド大作として作られヒットしました。荒唐無稽な子供向けマンガを巨大資本と最新技術をもって本気でつくり上げる、この手法は「X-MEN」「スパイダーマン」でも成功し今やヒーロー物は人気ジャンルの1つとなりました。

アーカムシリーズもそれと同じです。しかしながら海外で高い評価と売上を得たにも関わらず日本ではイマイチだそうで勿体無い(私も「Arkham Knight」が初プレイなので偉そうなことはいえませんが)。
バットマンは日本でも人気が高く、映画の視聴層とゲームプレイヤー層は合いそうなものなのに不思議ですねぇ。
もっと多くの人にこの2015年を代表する1本をプレイしていただきたいと願います。

ただ心残りが1つ。真のエンディングを見るためにはメイン以外に全てのヴィランのシナリオをクリアしなければなりません中で、とあるミッションが難易度落としても無茶苦茶難しくて心折れてしまったのがとても残念でした…。
あっちのテクニック系は苦手なんだよぉ〜。


コメント:バグだらけという話もありますが、それはPC版の事。PS4版で困ることはありませんでした。


コメント
おつかれさまでした!
やっぱ面白いんですねぇ。逆にアーカム1作目しかやってないですけど、面白かったもんな。
国内のXB1版は省かれてしまったので、いつかPS4を買う時がきたら候補に入れます。
2.3作目もやってからかな…
  • ミカサ
  • 2015/12/24 8:13 AM
2作目以降は箱庭ゲーになったんでかなり別モンかと思いますよ。
面白さは間違いないのでPS4購入時には是非!
  • 管理人
  • 2015/12/24 10:15 PM
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