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『サイコブレイク』レビュー

サイコブレイク

「アル中刑事走る!」セバスチャン・カステヤノス1日目

今回は注目のサバイバルホラー「サイコブレイク」をご紹介します。
開発は三上真司氏が代表をつとめるのTango Gameworksですが、発売元は「TES IV Skyrim」「Fallout」でお馴染みのBethesdasoftworksです。
三上氏といえばあの「バイオハザード」を生み出したクリエイター。その作り手のサバイバルホラー新作となれば世界的に注目を集める訳ですよね。

現(うつつ)と虚(うつろ)が入り混じる世界を彷徨うカステヤノス刑事。
狂人達や醜悪なクリーチャーが死をもたらさんと迫り来る!
僅かな距離を走るだけで息切れする虚弱中年はこの悪夢の深層に辿り着けるのか!?


実際の世界なのかなんなのかわからない曖昧な世界を探索するストーリーはどちらかと言えば「バイオハザード」ではなくコナミの「サイレントヒル」に近い印象。
しかし精神病院などを探索するなかで突然舞台が二転三転するためストーリー全体の流れはかなり散漫な印象。舞台があっち行きこっち行きするので自分が何をしたいのか何をせねばならないのかがボンヤリしたまま、とりあえず前に進むという流れ。とある生存者を保護するってのも動機付けとは言い難いですしね
ゾンビ屋敷の謎を解くとか、はぐれてしまった娘を探すとかといった「大筋」が無いので主人公もプレーヤーも共に出口の見えない悪夢をひたすら彷徨う状況ってのはどうなんでしょう?

敵はゾンビっぽいのですが走って襲いかかってきますし銃器も扱うので要注意。中には透明なヤツや双頭タイプなんてのもいます。
全15ステージで個性的なステージボスが多々配されてるのは面白かったのですが、ラスボスが一番つまんなくて簡単だったのはとても拍子抜け。「バイオ」のタイラントや「サイレントヒル」のレッドピラミッドシング(三角頭)みたいにそのゲームを代表するようなカリスマ感のある強敵がいないのも残念でしたね。

妖怪ゲームは流行ってるけども

と、悪い点を並べましたがホラーゲームとしては及第点を超えています。
正直そんなに怖いとは感じませんでしたが、雰囲気や演出は良かったかと。
物語も断片的に綴られつつ進み、全体の背景やエンディングも明確に示されてはいないので若干のモヤモヤはありますが、こういうジャンルですからこれで良いのかもしれません。

そして話題となった初回特典ゴアモードDLC
通常はCERO D区分(17歳以上対象)で売られていますが、初回特典であるゴアモードを適用するとZ区分(18歳以上のみ)相当の内容となるのです。
当然ながら最初っからゴアモードONでプレイしましたのでOFF時との差は分かりませんが、少なくとも日本の流通に乗ってるゲームにしてはかなりイケてるグロ描写となっていましたね。
巧くヘッドショットをかませば気持よく脳みそパーン!ですし、死亡パターンもエグいのがあってGOOD!
このゴアモードDLCは今後発売することはないと明言してることについては賛否ありますが、試みとしてはユニークですし良いんじゃないかなと考えています。
最初っからZ区分で出しゃあいいやんとも考えますがw

国産のホラーゲームは「バイオハザード」はすでにアクションシューティングと化してますし、「サイレントヒル」は霧の中に入ったかのように迷走中、健全なのは「零」ぐらいでしょうか?海外の「Dead Space」も評価下げてますしね。

そんな恐怖ゲー低迷期に現れたルーキー「サイコブレイク」。
ホラーゲームってのは「恐怖を能動的に楽しむ」という映画や漫画など受動的な他ジャンルにはないゲームだからこそ味わえるエンターテインメントです。
続編が出るかどうかは不明ですが、こういうゲームならではの楽しさを提供してくれるジャンルの活性化についてはもうちょっと頑張ってもらいたいなと願っております。



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