『Tomb Raider(トゥームレイダー)』レビュー
2013.12.29 Sunday
魅惑の変身
今回のレビューはアクション・アドベンチャーとして多くのシリーズを重ね、2001年にはアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化もされた「Tomb Raider」の新作をご案内します。なお私は過去作は全く未プレイですので比較はできません。似てると言われる「アンチャーテッド」も初代のみのプレイです。
主人公ララ・クロフトは海外の人気が高く、「最も成功したゲームヒロイン」としてギネスにも登録されるほどのアイドルっぷり。何年か前の雑誌に彼女のセミヌード画像(もちろんCG)が掲載されているのを見ましたが「これがあっちでは人気なのか」と美的感覚の乖離に驚いた記憶が有ります。
しかしそれはあくまでローポリゴン時代の彼女の話し。
シリーズのリブート化とともに彼女もまた時代に沿う美女へと変貌を遂げております。洋ゲーキャラにありがちなバタ臭さも薄く、日本人の審美眼にかなう容姿へと生まれ変わっているのです。
この状態で再度セミヌードを披露してもらいたいと願ってやみませんやみません。
冒険百連発
舞台は日本。邪馬台国の遺跡の探索です。卑弥呼の時代なのに仏像がたくさんあったり壁画が浮世絵調だったりと時代考証が大雑把やなとツッコミたい気持ちはやまやまですが、そのあたりをどうこう言うのは野暮ってもんですね。
むしろ海外制作ゲームで日本が舞台になること自体が貴重ですし、日本の文化をゲームで再現してくれた事を素直に喜びましょう。
ゲームはある程度のエリアで区切られたオープンワールド型マップ内で進行しますが、進み先も上手く導線が引かれていているので基本的に迷うことはないでしょう。しかしマップを戻ってアイテム探しをする時などはそれなりにルートを考えなくてはならないのもまた良い塩梅であります。
トゥームという遺跡の探索などでは先に進むにはやや頭を捻らねばならない箇所もありますが、これも他ゲームに比べればやさしい部類です。
攻撃されても自動回復も早めで弾数に困ることもないので私Tsueeeee!!感もふんだんに味わえます。ピヨり状態でのフィニッシュムーブもゼロ距離マシンガン連射など残虐度高めでGOOD!
とても旅立つ前は大学出たてのフツーの女子だったとは全く思えません。
ゆく先々で崖から落ちたり急流を滑ったり飛行機が堕ちてったりと散々な目に遭う怒涛のアトラクション性とむさ苦しい野郎どもをバリバリ打ち倒していく爽快感。
難易度も低めでストレスのない冒険を楽しめる気持ち良いゲームでした。
これも いきもののサガ か‥‥
冒頭でも触れましたが、ハードの進化によりララ・クロフトの容姿は大きくアップしました。過去作やアンジーの映画のララは乳とケツのでかいスーパーウーマンというイメージでしたが、今回のララは現実的に健康的な肢体。巨乳度合いは下がっているものの漂う色気は大幅アップ!
和製ゲームキャラでありがちな非現実的な露出コスと奇っ怪な乳揺れとは全く異なるエロスです。
しかしながらララの着るキャミソールは各地で負傷・落下・滑落してるにもかかわらず腹ただしい迄に破れず頑健強固!
このゲームで唯一ストレスを感じる点でしたねw
またキャラクター描写の「解像度」が上がることにより昔は表現できなかった事が出来るようになっています。
その中でも出色なのはララの汚れ具合でしょう。
泥と血を全身に浴び傷だらけになる彼女の姿はとても美しい。
端正な顔つきが汚泥にまみれていく様はソッチ系嗜好の御仁にはとてもとてもタマラナイものでありましょう!
また、この作品では彼女の死亡パターンが実に豊富というのも見逃せないポイント。
死にっぷりの豊富さといえば「Dead Space」がエターナルチャンピオンですが「Tomb Raider」も負けてはいません。
見目麗しい美女が矢で射抜かれたり狼の餌食となったり枝に串刺しになったりする姿は正視に耐えられるものではありません‥‥が、逆に自分自身の加虐嗜好性に気づいてしまうというケースもあるやもしれませんね、フフ。
この「Tomb Raider」はMatureレート(日本では18歳以上対象)となっていますが、背伸びしたい未成年若人がこのゲームをプレイすることで秘めたる自身の性(さが)に目覚めてしまわぬことを願っております。
コメント:多分、今アンチャをプレイしてもエロス不足で物足りなく感じるだろうなw
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- 洋ゲー レビュー
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