『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』ぷちレビュー
2012.09.24 Monday
うぷぷぷ。オマエラおまちかね、ダンガンロンパ続編ですよー!
前作「ダンガンロンパ」は稀に見るエッジの効いた快作でした。特異な設定に個性的な登場人物に意欲的に盛り込んだシステム、そしてモノクマという名キャラクター。そして待望の続編が今回紹介します「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」です。
閉ざされた学園が舞台だった前作と異なり、今回は南国の孤島。
閉鎖空間ということは変わりありませんが、雰囲気もかなり開放的になりました。
やることは前作同様、クラスメイト同士のコロシアイなのですが…。
新登場のモノミ(cv:フグ田タラオさん)を始め濃い面々の登場人物ばかりの中、私としては「超高校級のゲーマー」七海千秋との会話がやたらツボでしたね。「トリオ・ザ・パンチ」「シャドウゲイト」「バイトヘル」等など若いくせにさらっとカルトなレゲーを話す彼女にメロメロですわw 隠れ巨乳ですしねw
セリフや設定中にいろんなネタを忍ばせた作品なので、本編クリア後に攻略wikiの元ネタの項を見るのがオススメですよ。こんなに仕込んでたのかと感心することうけあいです。
良くなった点は移動が楽になりました。
前作は3Dダンジョン風な校内を歩き回っていましたが、今作そういう箇所は少なめ。複数の島をポイントポイントで移動します。確かに前作の移動は少々時間がかかって面倒でしたしね。
特定の相手の好感度を上げれば得られた移動スキルや検索スキルが標準装備なのも嬉しい改良点です。
ただ「ダンガンロンパ」のキモである学級裁判の推理アクションがただでさえシステム特盛りだったのを更に増量しメガ盛りに。
ここは賛否の別れるところでしょう。これはいらんだろうと思うものも幾つかありました。
増量されたのは学級裁判のシステムだけではありません。
物語中に懐かしのアドベンチャーゲーム「トワイライトシンドローム」をプレイすることになりますし(しかも屋外のアップライト筐体でw)、本編以外の要素としてアクションゲームにシミュレーションとノベルが読めるという大盤振る舞いッ!
これはもう素晴らしいの一言。スーパーダンガンロンパは伊達じゃない!
なお、今作は前作未プレイでも遊べますが、ノベルは前作キャラたちのIFストーリーなので知らないと全く楽しめないでしょうから要注意です。まさかの人が主人公ですしね。
とにかくプレイヤーを楽しまそうという気概がビンビンに伝わる作品。
是非とも多くの人にプレイしてもらい、ダンガンロンパにらーぶらーぶとなって欲しいと思います。
もちろん、前作未プレイならばそこからですよ。
>> 【関連】『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』レビュー
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