『リッジレーサー3D』レビュー
2011.04.06 Wednesday
リッジレーサーと言えばローンチ。
初代プレステに始まり、多くのゲームハードの露払いを行ってきたタイトルです。
そもそも考えてみればスーファミの「F-ZERO」とかサターンの「ゲイルレーサー」(知ってる?w)とかローンチタイトルにレースゲーってのは非常に良くあるパターンですな。
もっと言うならばメガドラの「スペースハリアー2」「スーパーサンダーブレード」等と3Dタイプが多い傾向にあります。ハード性能を示しやすいって事なんでしょうか。
私はちなみに「リッジレーサー」はアーケードで少々、初代PS版を借りてちょっとやっただけのニワカです(ロード時のギャラクシアンが楽しいんだw)。
そういやアケ版リッジはたまたま入ったゲーセンに「バーチャファイター1」と同時入荷してるのを見て「ゲームの未来の到来」をまざまざと見せられた!って感じがしましたねェ
あの時一緒に行ったあの娘とは未来の到来がありませんでしたがw
それはともかく「リッジレーサー3D」ですが、良く出来てます。
レースゲーが立体映像に向くってのは誰でもわかりますが、3DS液晶の箱庭感が結構イイ感じです。ただ、コーナーリング時にちょっと立体がブレる気がしますが。
ふと思い出しましたが、立体映像のレースゲーって「リッジレーサー3D」が最初じゃないですね。タイトーのアケゲーで「コンチネンタルサーカス」ってのがありましたわ。ゴーグルを覗き込んで立体視するもので、ゲーム的にはイマイチだった気がしますw あと純然なレースゲーじゃありませんがナムコの「サンダーセプター2」も同じコンセプトでした。
多くのシリーズを重ねてるだけあって、レースゲームとしては完成度が高いかと思います(レースゲーはあんまりやんないんで偉そうな事は言えませんが)。
この手のドリフトをキメまくるタイプのレースゲーはそのスライドコントロールが肝ですが、「リッジレーサー3D」はドリフトボタンで簡単に行えますので初心者でも手軽に爽快感が味わえてイイんじゃないでしょうか。イージーすぎる気もしますが3DS版スパ4で必殺技をタッチパネルで出すのも同様に、誰でもカンタンに操作ってのはあながち悪いことではないと思います(特にローンチタイトルでは尚更)。
やり込んできた古参プレーヤーには不評でしょうけどw
ゲームは次々とレースを勝ち抜いていく「グランプリモード」がメインとなるのですが、粛々とこなしているだけの感じがして私はちょっとモチベーションが保ち続けられませんでした。
マシンやらパーツやらが増える以外になにかプレイ意欲を沸かせてくれるニンジンが欲しいところ。
レースも最下位スタートでいつものメンバーを次々抜いていって前に誰も居ないファイナルラップを黙々と走ってクリア、というワンパターンに陥りがちなのも飽きる原因の1つでした。
それとマルチプレイではネット対戦も出来ると嬉しかったですねェ。
私の周りに3DS持ってる人間いないのでシングルしかやれないのは寂しいですよw
全体としては、もう1歩2歩何かが欲しかったです。
ローンチタイトルとしての役割は果たしているんでしょうけど、「F-ZERO」のように後々語り継がれるタイトルではありませんでした。
しかし永瀬麗子ちゃんも相変わらずでなによりですw
- 和ゲー レビュー
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- comments(2)
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発売前かなり批判的な意見が多かったですが
(自分もその一部w いざフタをあけてみたら
あら結構よかったのねっていう人多いですよね。
スペック的にどうも3Dを使うとPSP1.5並になる
らしいですのでカプコン以外はあの程度のグラフ
ィックしか作り出せないかもですねぇ。