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『Red Dead Redemption(レッド・デッド・リデンプション)』レビュー

レッド デッド リデンプション


大いなる西部


西部の荒野に男がひとり、愛馬を駆り道なき道を突き進む。
進むは新天地アメリカ。
広大な世界を切り裂くように敷かれた大陸横断鉄道を尻目に、時代に取り残されたガンスリンガーが乾いた荒野を突き進む。
獣を狩り、鳥を仕留め、星降る夜空を仰ぎ見て、雨中の道程に寂しさを覚え、時に飢えた野獣や無法な野盗と闘い、災禍にあえぐ名も無き旅人を助ける。
彼の行く先は冷たき墓標の下か、愛する家族の元か。
息をひそめて放浪者の死を待ち望む死神たちが舞う空の下、男がただ一人突き進む。


今回はゲームは発売されるやいなや欧米で500万本以上のセールスをたたき出したRockstargamesが送る箱庭系アクションの超大作「Red Dead Redemption」(以下「RDR」)を紹介します。

R★製箱庭ゲーだけに、殆どシステム周りは「GTA IV」そのまんまです。
広大なマップの中にミッションを依頼する人間が点在し、そのミッションを進めるも良し、世界を思うがままに遊ぶが良しと、単に舞台を西部劇に変えただけじゃんと言わんばかりにそのまんま。

しかし、その「舞台」の作り込みがハンパ無い。
舞台と言ってもただマップだけの話しではありません。風土から人々の生活様式に環境音、この時代ならではの道理等々全てを含めての「舞台」です。この徹底的な作り込みの中にアメリカ人のフロンティアに対する憧憬の念がうかがえます。

ココこそが「RDR」の最大のポイントと断言しても良いでしょう。

同じアウトドア系箱庭ゲーの「Fallout 3」「オブリビオン」と比べてもその楽しさは別格です。



おお、ブラボー!



しかしながら都市型箱庭ゲーとは全く異なるアクティビティを堪能出来るものの、所詮は馬とライフル程度の火器しかない世界。ヘリや戦車と重火器を駆使しワンマンアーミーをやれるようなGTA等に比べると派手さ無茶さで大きく引けを取るのは致し方ないでしょう。

また、馬を駆るのは車の運転とはまた違う面白さがありますが、崖に飛び込んだり出来ないので(つまり崖に転落しないのでプレイしやすい)、馬で高台からジャンプしたりするようなアクションが出来なのがちょっと残念でした。

一般人相手に暴れるのも然り。
せいぜい町中で銃乱射するか、投げ縄で捕まえた人間を馬で引き摺りまわすか、縛った人間を機関車に轢かせるか程度ですw

酒場に沢山いる商売女を買えないのも私としては非常に不満でしたね。GTAじゃフツーに出来るのに、なぜ「RDR」じゃ出来ねェんだよ?

案外出来ることは限られていますので、GTAよりかはプレイヤーの自由度がやや狭まったかもしれません


ともあれ「RDR」至高の雰囲気ゲーなのは間違いありません。(注:褒めてますw)

昔の銃なのにハンドガンでもデューク東郷クラスのスナイプをきめられるため、爽快感があり難易度も低め。
町中で殺人や人さらいが行われたり、下着姿の婦女がコヨーテに襲われていたり、牧場が強盗団に襲われて惨殺・首つり等というような現代劇ではあまり見かけない無法なシチュエーションにカルチャーギャップを感じるのも面白いですね。

和ゲーで主人公に起用されることはまずありえないヤニ臭そうなシブいオヤジ、ジョン・マーストンもとても魅力的な主人公でしたし、登場人物も曲者揃いでイイ。
なによりシナリオもグッド!
GTAってのはどれもあまり褒めるに至らないシナリオってのが毎度のことでしたが、「RDR」は主人公に当初から明確な目的があり物語に一本筋が通っていて、クライマックスの闘いからラストまでがとても綺麗にビシッと決まっています。

世界が認めたワイルドウエストライフ、一度堪能されてみてはいかがでしょうか?



Rockstar is Dead



と、非常に素晴らしく良くできたゲームです、が、残念ながら私が期待したゲームではありませんでした。
というか、私が期待したRockstargamesのゲームではありませんでした。
やたらキッチリしてて完成度が高くてシュッとしてる。シングルプレイはもちろんマルチプレイも非の打ち所がありません。

なんという完璧超人、出来杉くん。

しかし、私ゃそういうのを期待してRockstargamesのゲーム買ってんじゃありません。
かつてのRockstargamesは少々いびつでもギンギンに尖ってイカれたRockなゲームを多数生み出していたのに、何か違う。
これは「GTA IV」の時も感じたことですが、「RDR」はそれ以上でした。

作り込みやボリュームの点では十分満足していますが、私が欲しいのはそこじゃねェよ、と。


私の愛したRockstargamesは死んだ!何故だ!?

ゲームがヒットし会社が大きくなりプロジェクトが巨大化することは、ファンにとって良いことだけをもたらす訳ではないのですねェ。




コメント
いずれ日本でも配信されるであろうアンデッドナイトメアをプレイされると評価も変わるかもしれませんね。

個人的にはあっちは往年のロックスター節を感じました
  • R
  • 2010/11/05 2:41 PM
GTA IVのゲイトニーもまさにそうでした。
本編は真面目にやって、番外編で遊ぶって感じなんでしょうか。
  • 管理人
  • 2010/11/06 9:58 PM
どうも初めまして。


前々から、読ませていただいていましたが、今回は勇気を出してコメントさせていただきました。

RDRですかーあれは確かに雰囲気ゲーとしては神ゲーですよね〜、雰囲気ゲーとしては。

DLCにも注目してますよ、自分は。
確かにGTASAやBULLYのノリとはRDR、GTA4両作品とも少し堅い印象ですが、
RDRのセスやレイエスみたいな愛すべきアホや主人公マーストンさんの皮肉っぽいしゃべり方はまさにロックスターのゲームだと思いましたよ
  • じぇいる
  • 2010/11/07 12:46 PM
●仙人掌さん
別にそんなに勇気出さなくとも…w
その雰囲気を出すために最大限の労力を注ぎ込んだようですからね。
それであのクオリティが出せたってもんなんでしょう。

●じぇいるさん
私はマーストンはR★主人公にしては明確な目的を持って性根の座った男らしい男だと思いましたねw
脇役は序盤は墓泥棒や詐欺師などかなり「らしい」キャラが出てきましたが
後半は教授ぐらいしか変な人いないのが残念でした。

特に終盤のミッションでボニーと別れる際の彼女のリアクションは
今までのR★とは違うなァと感じました。

  • 管理人
  • 2010/11/10 12:38 AM
ちょっと古い記事ですが、コメント失礼します。

こちらのブログでのレビューを参考に、少しではありますが、洋ゲーを楽しんでます。

RDRですが、実は僕にとって初めてのR★タイトルでした。

後にGTA IVをやってからは、管理人さんの仰るR★らしさがRDRでは薄い、というのが少しわかりましたが、R★タイトル初プレイの時点では、RDRでもだいぶ異常な感じがしましたw。

GTA IVでも感じたことですが、リアルな挙動を追及してるせいか、ちょっと移動操作にストレスを感じることはありました。

一方で、ミッションを失敗しても、途中からリトライできるのは、初心者には非常にありがたかったです。(これができないGTA IVでは、ストレスになったんですがw。)また、グラフィックは非常に綺麗に感じました。

最初は異常に感じたシナリオも、徐々に引き込まれていき、結局一気に最後までプレイしてしまいましたw。やっぱ、マーストンさんがカッコ良かったかなぁ。

続けてGTA IVを買ってしまうぐらい、おもしろかったです。
コメントありがとうございます。

洋ゲーである上に西部劇ですからねぇ、かなり異質な感じを受けるというのは納得です。
でもその違和感こそが洋ゲーの醍醐味だと思っています。

R★に対する認識は最近変わりまして、ハイエンドで業界最高峰なクオリティを誇るタイトルホルダーと思っています。
かつて愛したR★ではないのですけどね。

  • 管理人
  • 2013/01/28 10:04 PM
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