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『スターフォックス ゼロ(零)』レビュー

スターフォックス ゼロ(零)

ジャイロ操作で敵を殲滅せよ!

数多くの名タイトルを持つ任天堂作品群の中で「スターフォックス」シリーズはマリオやポケモン程の超一級選手ではないながらも長らく愛され続けているゲームです。ファンタジックな世界観のアクションゲームが多い中で、SFの3Dフライトシューティングという独自さも忘れ去られずにいられる要因の一つでしょう。
今回の「スターフォックス ゼロ」はその最新作です。
名作と謳われる64版をベースとしつつもWIIUならではのジャイロ操作2画面プレイが大きな特徴。本作以前に出た3DS版もそれらの要素はありましたが「ゼロ」はさらに突き詰めたデザインとなっています。

まずはジャイロ操作について。
3Dシューターよくある操作方法は左スティック:移動/右スティック:照準(エイム)というものですが、対して「スターフォックス ゼロ」は左スティック:移動/右スティック:加減速/ジャイロ操作:照準。うん、ややこしいね!(軽く絶望)
ジャイロ操作でエイムってのは「スプラトゥーン」でもやってますのでそっちに慣れた人なら習熟も早いかもしれませんが、やはりその操作感は独特過ぎるので誰もが戸惑う事でしょう。もちろん私も最初は相当苦労しました。攻撃当たんねぇ!ジャイロオフでやらせろよ!と何度思ったことか…。
しかし数多のゲームがそうであったようにやってるうちに自然と慣れます。操作に馴染んだ先にあったのは自在に機体を操り空を駆け巡る楽しさです。
最初のハードルは正直高いですが乗り越える価値はあるでしょう。

次に2画面プレイですが、テレビ画面の方は自機を背後から見た通常の視点。そしてゲームパッド画面はコクピットからの視点になっています。似たようなものだろうと思いがちですが、この差が案外大きい
全体的なフィールドの把握は通常視点で行いますしZ注目もあるのでテレビ画面を見るのが基本スタイル。しかし前述のとおりジャイロエイムなので照準はゲームパッド画面を見たほうが断然合わせやすいので、シーンに応じて見るべき画面を変える事こそが必勝法であります。
実際、後方視点でプレイして苦労した敵をコクピット視点中心で戦ってみるとあっさり倒せたなんてのも良くありました。

このクセのある操作ゆえ難易度が底上げされていますが、開発はあの「ベヨネッタ」 「メタルギアライジング リベンジェンス」プラチナゲームズということもあり予想通りwゲームそのものの難易度高めというバイキルト状態。
とは言え「絶対無理!」という程のハードコアさではなく、きちんとパターンを見切れば勝てる程度ですのでご安心あれ(隠しステージは高難度ですが)。
さらには同じステージで数回ゲームオーバーになると無敵アイテムが支給される(らしからぬ)親切設計なので、まずはそれ使ってクリアしてパターンを知り、後ほどトライというのも良いのではないでしょうか。
ただ、プラチナゲームズ制作にしてはケレン味が薄いのはファンとしてちょっと不満でもありました。

ちなみに私はスターフォックスを3DS版しかやっていませんので過去作との比較や進化の度合いなどは語れませんが、単体の3Dシューティングとして見てみればクセはあれども良作といったところでしょう。何度も言っている通りに慣れないと楽しさが見えてこないゲームなので体験版でちょっと触ってみて面白い!と感じられるモノじゃないのがお勧めしづらいところですが。
そのクセが旨味に変わるか苦味のままで終わるかは人それぞれでしょうし。

そして改めて感じたのがWIIUのゲームパッドは重いって事。1-2時間も遊んでいれば結構腕ダルくなりますよw
あの存在感ありすぎるコントローラーがWIIUの良い所でもあり悪い所でもある訳ですが、それをフル活用した「スターフォックス ゼロ」はまさにWIIUならではのゲームであり、ある意味象徴的なタイトルであるように感じられました。

 

『オーディンスフィア レイヴスラシル』ぷちレビュー

オーディンスフィア レイヴスラシル

職人芸の醸し出す味わい

筆遣いが残るイラストが表情豊かに動くグラフィックが特徴的なヴァニラウェアの新作「オーディンスフィア レイヴスラシル」のレビューをお届けします。
「これがヴァニラの絵だ!」と言わんばかりに主張する独特のタッチはいつもながらに冴え渡る職人芸でありオンリーワンの魅力です。

本作の舞台調の演出は非常にビジュアルにマッチ。大袈裟な台詞回しやスポットライト演出の中で行われる王族たちの愛憎はまさに演劇を見ているような錯覚を覚えます。
北欧神話をバックボーンとしていますがあくまで雰囲気や固有名詞どまり。
主人公は5人でそれぞれ武器・攻撃方法が異なりますが、似たようなものもあるのでもうちょっと差別化があれば良かったかなと感じました。

元々はPS2時代に発売されたタイトルですが、単なるHD化に留まらないアレンジが加わえられておりゲーム的に古いという感じは受けませんでした。もっとも横スクロールアクションというゲーム自体が古いといわれるならそれまでですがw クラシックさという点ならば前作の「ドラゴンズクラウン」の方が濃いかと思います。
ゲームとしてはかなり難易度低目。ラスボスもそんなに苦労しません。もちろんハードモード等ありますので腕に自信のある方でも大丈夫かと思います。
レベルもサクサク上がりますしポーション類も余るほど手に入るのでプレイ上でのストレスを感じることはあまり無いでしょう。
必殺技が多すぎて使わないものが多々あるって事もありますが、他にもやたら旨そうな食事メニューで異様に種類豊富といういつもの飯テロも健在。品数で過剰に攻めるのもヴァニラウェアの特徴の一つでもあります。

ゲームハードの進化の上で処理・描画能力の向上はビジュアルに大きな恩恵をもたらしました。さすれば写実的なフォトリアルの方向に進むのは正しい流れでしょうが、そもそもテレビゲームは特にグラフィック面において様々な手法をとることが出来るメディアです。むしろ他と比較して一番自由度が高いジャンルといっても良いでしょう。
写実主義のアンチテーゼとして8bit調レトロスタイルなどもありますが、イラスト調グラフィックという方向性ではヴァニラウェアは孤高の存在であります。
「朧村正」 「ドラゴンズクラウン」そして「オーディンスフィア」と同ジャンルのゲームが多いので若干のマンネリ感はありますが、それでも数年に一度ここにしか出せない味を堪能できることは幸せもであります。
現在制作中の「十三機兵防衛圏」はどういうゲームかまだ不明ですが、期待を裏切られることはないだろうと信じて心待ちにしております。

 

『メタルギアソリッドV:ファントムペイン』レビュー

メタルギアソリッドV:ファントムペイン

最後の「待たせたな!」

1987年にMSX2から発売された「メタルギア」シリーズもついにフィナーレの時を迎えました。
ちなみにナンバリングとしては「V」で5作目ではありますが、この「ファントムペイン」の前に「グラウンドゼロズ」という短編がありそれら2つを合わせて「V(ファイブ)」となります。
またこのVの字には「venom(ヴェノム):蛇の毒・憎悪」という意味も込められているようです。

知らない方のために説明しますと、メタルギアシリーズは2人のスネークという人物を主人公としており、MSS3(PS2)・MGS:OPS(PSP)・MGS:PW(PSP)・MGSV:GZ(PS4)・MGSV:PP(PS4)の主人公ビッグボス(ネイキッド・スネーク)は冷戦期に活躍した伝説の傭兵、そして現代を舞台にしたMG(MSX2)・MS2(MSX2)・MGS(PS)・MGS2(PS2)・MGS4(PS3)のソリッド・スネークはそのビッグボスのクローン人間という設定。
単純に言えば眼帯をしてる方がビッグボスでしてない方がソリッド・スネークという認識でだいたいOKです(MGS4のカメラアイは眼帯を模していますが)。

シリーズを通して「反戦反核」「遺伝子(ミーム)」を主題としてきたメタルギアですが、今回のメインテーマは「言語」。これを正面に捕らえた作品というのはゲームに限らず稀でしょうね。宇宙人とのファーストコンタクトでいきなり会話が通じてる作品なんてのもザラですし。
確かに国家や戦争を扱う以上は言語というのは避けては通れない筈ですが、娯楽物ではあまりに取り扱いが難しすぎるものなのでしょう。

先日某所でロシア人女性と話す機会があったのですが、彼女は言いました「ロシアには方言というものがない。あの広い国のどこに行っても皆同じ言葉を話し同じものを食べている」と。
日本では東北と沖縄はかなり違いますしヨーロッパ内でも言語は多様ですのでにわかには信じがたい話ですが、かつてのソビエト連邦という共産主義国の残滓なのかと考えれば分からなくもないですし怖い話でもあります。

組織内で一番働いて副官にクソ仕事をやらされる伝説の傭兵

ゲームとしての「ファントムペイン」の特徴はオープンワールドゲームになったことです。
従来のほぼ一本道のリニアスタイルでなくなったのでプレイ前に不安感はありましたが、舞台になっているアフガニスタンやアンゴラといった荒野にマッチしていますし、何よりも潜入・脱出の戦術の幅が比べ物にならない程自由になったのでステルスゲームには最適解なのだと納得させられました。

ただマップは主に2箇所あるとしてもそんなに広くない中に軍事施設が点在してるので、サイドオプス(サブミッション)等で何度も同じ場所に忍び込んでドンパチやるってのは少々リアリティに欠けます。
またミッションが1つ1つ細切れに展開することになったのでブツ切り感は拭えませんし、メインミッションでもどうでも良いような物が多いのもオープンワールド化の弊害と言えましょう。
そのメインミッションも開始前とクリア時にスタッフの名前が出るのもちょっと々ウザいですね。それに本編クリアまでにスタッフロールが3回も見ることになるってのは流石にやり過ぎでしょう。初回のスタッフロール見た時は「これで終わり!?」と驚きましたし、そんな人も多かったでしょう。

ゲームとしてはオープンワールドとステルスゲームの良さを上手くミックスさせられていて出来は良いです。とても面白く楽しませてもらいました。
作りこみも極めて高く、国産ゲームでも海外AAAタイトルと比較しても引けを取らない物がまだ作れるんだという証になりましたね。

未完の大作

しかし不満はシナリオ面に感じました。
でも決してつまらないという訳ではありません。いつもながらの重厚すぎる物語とラストのどんでん返しには唸らされましたし、いつもながらのトンデモ科学も「メタルギア」ならではのケレン味です。
登場人物は敵も味方もクセのある濃い面々で、ずっと彼らとこの世界に浸っていたいと感じさせてくれました。

しかし、期待していた部分が足りていなかった。
初代「メタルギア」は武装要塞国家アウターヘブンの首領となっていたビッグボスを倒す物語であり、何故伝説の傭兵が悪の親玉に堕ちたのか?というのがメタルギアサーガの欠けていた最後のピースであり、そここそが「ファントムペイン」一番の注目点だったものの残念ながらそこについては深く語られないまま終わってしまいました。

そして「3度あるスタッフロール」の初回あたりがストーリーが一番盛り上がるピークなので、それ以降はテンションが下がったまま話は続き、最終話も唐突に来て全貌を明らかにして終わるという流れなので「巨大で手強いラスボスを倒して大団円!」といったカタルシスが無いのも寂しいところ。

で、最大の不満点は何と言っても「幻のエピソード51」
本編エピソードは50で終わりなのですが、これはPC版のデータ解析により発見された没(?)動画で、まさにあるべきだったラスボス戦がその中に存在したのです。
この動画へのリンクはあえて貼りません。クリアした人には是非見てもらいたいですが、プレイ中もしくはプレイ予定の人は決して見ないで下さい。

コナミの社長交代により組織変革が行われ、コジプロが解散させられた事で真の最終話が作られないまま打ち切られてしまったのでしたら、それはあまりに悲しい事です。開発が長引いたことで予算がかさみ「グラウンドゼロズ」を分割販売せざるを得なくなってしまった事情もあったかもしれません。
だったとしても「メタルギア」というコナミを代表する金看板の完結は綺麗な形で終わらせて欲しかったと本当に残念で残念でなりません。
小島監督自身の動向も注目されている昨今ですが、新天地で新たな作品を生み出し彼らしい驚きのあるゲームを届けてくれると信じています。


コナミは恐らくそのEP51について語ることはないでしょう。そのエピソードを完全な形で世に出す以外のことを言えばまた非難に晒されるのは間違いないでしょう。
また、私自身も前述のロシア人女性との事もこれ以上は語りません。当レビューをヨメが読んでいないとも限りませんので。
メタルギアファンである以上は私も「反戦」を貫きたいと思っております!


コメント:コナミは今後もMGS作ると言ってるけど、チーム解散した以上は内製は無理だし、そもそもあの世界を作れる人が他にいるのかと。


「龍が如く5」クリア!

龍が如く5

「龍が如く5」終わりました〜!
クリアまで60時間。
さくっとプレイするつもりでしたが、やはりこれぐらいにはなりますね。
収集系は全然でしたがサブシナリオ系は8割ぐらいこなしましたので。

このシリーズは1からやってますしPSPの「クロヒョウ」もプレイ済み(「見参」や「DEAD」等アナザー物はやってませんが)。

やはり、いつも通りに面白い!

洋物箱庭にはスケールやボリュームの点で叶いませんが、バラエティの豊富さで「プレイヤーを楽しませてやろう!」という意図がよく伝わるのでこのシリーズは大好きです。
例えば普通の箱庭ゲーならば移動するのも攻撃も運転も全てシームレスに途切れることなく続きますが、「龍が如く」は移動も戦闘も別物でミニゲームも豊富。場合によっては走る場面ですら通常とは違う動作・操作になってたりで統一感がない。
だが、それがいい!
それは前述の「楽しませてやろう」という気持ちの現われでしょうから。


古いゲームなんでこれ以降はネタバレ上等で書きますが、桐生ちゃんと遥は離れることによってより一層絆が強まりましたね。
アイドルの座を捨てて瀕死の桐生ちゃんの元に寄り添う姿は感動的でした。現実的にはこの後色々大変だろうなと思っちゃいますがw

でももう遥はフツーの恋愛は出来んだろうなと邪推。
なんたって養父があれじゃあねぇw
もっと大人になって遥が恋心を抱くようになっても桐生ちゃんは応えないから男女の関係にはならんだろうし、ずっと生殺しかもしれない。

「龍が如く0」出たところなんで「6」はまだ先の話でしょうが、二人の関係はこれからも見届けていきたいですね。


コメント:これもやらなアカンね。いつになるやらw


異史戦国伝宿業(さだめ)ファーストインプレッション

久しぶりのレビュー企画に参加してみました。
ニンテンドー3DSダウンロードソフト「異史戦国伝宿業(さだめ)」です。

異史戦国伝宿業(さだめ)


戦国時代が舞台のアクションゲーム。ボスは魔に憑かれた信玄や信長。
3DSのDLゲーというとドット絵物のイメージがありましたが(そりゃ私がセガ復刻まもって騎士なんてのしか買ってないからですがw)普通にしっかり作られた内容となっています。

湧いてくる雑魚をバッサバサと斬り伏せ小銭やアイテムをかき集めるシンプルなハクスラ系。
ただちょっとゲームシステムがオールドスクール過ぎるかなという気もします。
敵の飛び道具が縦横方向にしか飛ばないのを見て何か懐かしく感じちゃいましたよw
大きめのスキルマップややたら種類の多い「術」と「宿業」(いわゆる魔法攻撃)がボリュームを感じさせますがちょっとややこしいかな〜と。

恐らく今で全体の1/3ぐらいまで進んでるところですが、敵が弱すぎるのが歯ごたえなさすぎです。難易度も普通のままですが、雑魚はコンボ出してりゃあっさり片付きますし、ボスも体力がないのですぐ終わる。
なのでレベルアップや装備品の入れ替えの恩恵が伝わらないんですよね。
まぁ難易度に関して序盤で語るのは早すぎかもしれませんが。

しかしながら、800円という価格からすればかなり良く出来てるんじゃないかと思います。
ステージ分岐もありますし、3DSにしては出血多めでイイ感じですしw
でもソフトの売値が800円なのにキャラのアンロックが500円てちょっとバランスを欠いてるような気もしますがw

なんにせよクリアしてからまた感想を書きます〜。


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この記事は「異史戦国伝宿業(3DS)」ブログレビュー企画に参加し、ソフトとDLC購入のための実費を受領した上で作成、掲載されています。なお、事実誤認の修正ならびにこの文章の掲載以外にメーカー等から記事内容への関与はありません。
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セガ3D復刻アーカイブス

ちょっとエントリーが遅れましたが、もちろん買いましたよ
「セガ3D復刻アーカイブス」!!

セガ3D復刻アーカイブス

セガストアで買ったので初回特典のスペハリとファンタジーゾーンのクリアファイルもゲットですぞー!
撮影のために袋から出しましたが、今後出すことはもう無いでしょうねw

2年前に出たダウンロード版スペハリは当然として、アウトランや他のタイトルも買ってるのでフツーで考えればパッケージ版なんて買う必要無いです。リリースが発表された時も要らんかな?なんて考えてました。
が、GAMEWATCHのインタビュー記事を読んで「これは買う以外の選択肢は無い!」と思い直し即ポチりですよ。

パッケージ版をプレイする前にあえてDL版のスペハリをプレイしてみましたが、やはりそのアップデートっぷりが如実に感じられて素晴らしかったですよ!!
ハリアーさんの足裏も飛び出してるし、地平線の奥行きもグーンと遠くなった印象。木もユーライアもモッコリしてます。サウンドの再現されてなかった部分もバッチリ(らしい)ですし、コインシュート音も搭載というアホなこだわりもw

6本ものゲームが収録されてますが、スペハリだけで既にお腹いっぱいですわ♪もちろん他のゲームもぼちぼち進めてますよ。



これだけの出色の出来なんですから他のスペハリファンもさぞかし喜んでるだろうなと思っていたら、


なんと無茶苦茶買い込んでいたというw

私なんざまだまだだなと思い知らされてしまいましたよ。


『サイコブレイク』レビュー

サイコブレイク

「アル中刑事走る!」セバスチャン・カステヤノス1日目

今回は注目のサバイバルホラー「サイコブレイク」をご紹介します。
開発は三上真司氏が代表をつとめるのTango Gameworksですが、発売元は「TES IV Skyrim」「Fallout」でお馴染みのBethesdasoftworksです。
三上氏といえばあの「バイオハザード」を生み出したクリエイター。その作り手のサバイバルホラー新作となれば世界的に注目を集める訳ですよね。

現(うつつ)と虚(うつろ)が入り混じる世界を彷徨うカステヤノス刑事。
狂人達や醜悪なクリーチャーが死をもたらさんと迫り来る!
僅かな距離を走るだけで息切れする虚弱中年はこの悪夢の深層に辿り着けるのか!?


実際の世界なのかなんなのかわからない曖昧な世界を探索するストーリーはどちらかと言えば「バイオハザード」ではなくコナミの「サイレントヒル」に近い印象。
しかし精神病院などを探索するなかで突然舞台が二転三転するためストーリー全体の流れはかなり散漫な印象。舞台があっち行きこっち行きするので自分が何をしたいのか何をせねばならないのかがボンヤリしたまま、とりあえず前に進むという流れ。とある生存者を保護するってのも動機付けとは言い難いですしね
ゾンビ屋敷の謎を解くとか、はぐれてしまった娘を探すとかといった「大筋」が無いので主人公もプレーヤーも共に出口の見えない悪夢をひたすら彷徨う状況ってのはどうなんでしょう?

敵はゾンビっぽいのですが走って襲いかかってきますし銃器も扱うので要注意。中には透明なヤツや双頭タイプなんてのもいます。
全15ステージで個性的なステージボスが多々配されてるのは面白かったのですが、ラスボスが一番つまんなくて簡単だったのはとても拍子抜け。「バイオ」のタイラントや「サイレントヒル」のレッドピラミッドシング(三角頭)みたいにそのゲームを代表するようなカリスマ感のある強敵がいないのも残念でしたね。

妖怪ゲームは流行ってるけども

と、悪い点を並べましたがホラーゲームとしては及第点を超えています。
正直そんなに怖いとは感じませんでしたが、雰囲気や演出は良かったかと。
物語も断片的に綴られつつ進み、全体の背景やエンディングも明確に示されてはいないので若干のモヤモヤはありますが、こういうジャンルですからこれで良いのかもしれません。

そして話題となった初回特典ゴアモードDLC
通常はCERO D区分(17歳以上対象)で売られていますが、初回特典であるゴアモードを適用するとZ区分(18歳以上のみ)相当の内容となるのです。
当然ながら最初っからゴアモードONでプレイしましたのでOFF時との差は分かりませんが、少なくとも日本の流通に乗ってるゲームにしてはかなりイケてるグロ描写となっていましたね。
巧くヘッドショットをかませば気持よく脳みそパーン!ですし、死亡パターンもエグいのがあってGOOD!
このゴアモードDLCは今後発売することはないと明言してることについては賛否ありますが、試みとしてはユニークですし良いんじゃないかなと考えています。
最初っからZ区分で出しゃあいいやんとも考えますがw

国産のホラーゲームは「バイオハザード」はすでにアクションシューティングと化してますし、「サイレントヒル」は霧の中に入ったかのように迷走中、健全なのは「零」ぐらいでしょうか?海外の「Dead Space」も評価下げてますしね。

そんな恐怖ゲー低迷期に現れたルーキー「サイコブレイク」。
ホラーゲームってのは「恐怖を能動的に楽しむ」という映画や漫画など受動的な他ジャンルにはないゲームだからこそ味わえるエンターテインメントです。
続編が出るかどうかは不明ですが、こういうゲームならではの楽しさを提供してくれるジャンルの活性化についてはもうちょっと頑張ってもらいたいなと願っております。



『ベヨネッタ2』レビュー

ベヨネッタ2

おジャ魔女どえす

弩級のアクション性と爽快感エロティカルな上にドSな主人公がゲーマーを唸らせた「ベヨネッタ」の新作がまさかのWiiUから任天堂ブランドで発売されました。

私は開発元のプラチナゲームズのアクションゲームは大好きで数多くプレイしてきましたゆえ「ベヨネッタ2」がWiiUで出るというならハード購入に至るは当然というもの。先んじてプレイした同じくプラチナ開発の「ザ ワンダフル101」もとても満足できる素晴らしい出来でしたしね。

そして「ベヨネッタ2」は期待にそぐわぬ愉快で痛快で豪快なアクションゲームでした!
笑えるシーンが少なくなったとか髪型やコスチュームは前作のが好みだったなどの不満はありますが、ゲームの核となる部分は如何にもなプラチナゲーで十分満足。
「WiiUにはマリオ以外良いゲームがない」なんて事を言ってるのは何処の情弱ですか?と言ってやりたい程ですよ。

さらにはなんと前作「ベヨネッタ1」も同梱という太っ腹ぶり!
なお前作はやたらセガセガしい要素が満載で往年のセガファンを狂喜させてくれましたが、今回の同梱版もその辺りは漏れなく収録されておりますのでご安心を。日本語音声も加えられてるのでまさにWiiU版こそが完全版と言えましょう。
ただ「ベヨネッタ2」はセガが発売元ではないので(クレジットはありますが)、セガ要素が激減したのは私的に大きなマイナスポイント。任天堂要素はいろいろ入れられていますが、任天堂キャラコスチュームなどは正直見てられるもんじゃないっすー!w

ありがとう任天堂

アクションゲームとしては文句なしです。
前作の出来が元々良かった上に細かな調整が入れられていてさらにブラッシュアップされた印象。私は「1」をクリアした上で「2」をプレイしたのでその進化っぷりが如実に感じられました。

ストーリーもまぁまぁこんなものかな?といったところ。
「1」との関連性も強く、「1」「2」をクリアした後に改めて「2」のオープニングを見なおすのがオススメです。
ただ「1」の時もそうでしたが、神やら悪魔やらやたらお話が壮大な割に登場人物が少ないのはややチープな感じを受けました。

なんでWiiUオンリーなんだ!と憤る前作プレーヤーが多いのは事実でしょう。ベヨ+任天堂タイトルではWiiU買うまでにはならないなと考える人も多いかと思われます。しかし私はハード購入して良かったと思っていますし無駄な買い物にならないことを信じています。
このまま一部ファンだけが喜ぶゲームで終わって欲しくないですねぇ。もっともっと多くのプレーヤーに遊んでもらいたいと思わせられる上質のアクションゲームなのですから。

任天堂は世界一と言って良いほど優良タイトルを数多く取り揃えたメーカーですが、アダルト層ターゲットのタイトルは乏しいのが実状ですので、そこの穴をプラチナゲームズが埋めるという判断となったのでしょう。
今後も「ベヨネッタ2」で終わらず「WiiU持ってて良かった!」と感じさせてくれる派手派手でゴージャスなアクションゲームをプラチナ開発のゲームが発売されることを大いに期待しております!

よく出来た続編だけに…

ただ、「1」を同梱してるから素晴らしいと先述しましたけれども、矛盾するようですがそれが私にはマイナスに作用しました。

違う部分が分かる反面、違わない部分も分かってしまう。

前作の不評だった部分(ラスボスのフィニッシュ等)を改善してるなと感じられるものの、流れとして大きく変化してるわけではありません。新要素はいくらか増えていますが「これだけ変えてきたか!」という驚きは皆無。

手堅い無難な続編だなというのが正直な感想です。

これは実によくあるパターンで「DEAD SPACE 2」「BIOSHOCK 2」「サクラ大戦2」と同じケース。
前作よりも+αを加えられてはいるが、基本は全く一緒。不満を感じる訳ではないが進展の薄さゆえ僅かな残念さはある、といった具合。
とは言え大概のゲームの続編てこういうものでして、逆に「Saints Row 2」みたいに路線変更してめっちゃ良くなった!ってのが圧倒的に少数派なのです。「ストリートファイター2」という偉大な続編もありますが。

プラチナゲームズは今まで続編を作ったことがないのでどういうものを出してきてくれるか、というのを期待していましたが、残念ながらその部分は叶えられませんでした。

と、否定的なことを述べましたが、アクションゲームとしては超一級品であるという評価は変わりませんので誤解なきようお願いします。
あくまで続編の作り方としてはありきたりだったなと言うことです。

と、文句をたれましたが出るとは思わなかった続編を楽しめたのはファンとして非常に喜ばしいことでした。
そして次は「マッドワールド」の続編を心待ちにしておりますw




『みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ』レビュー

みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ

やるっきゃナイト的な要素はありません

PS4やXboxOneの登場でグラフィックの美しさが更に極まり実写と違わぬフォトリアルなゲームが当たり前となりつつありますが、その流れに逆行するゲームも僅かではありますが存在します。
当ブログで紹介した中では「Retro City Rampage」「3D ファンタジーゾーンIIダブル」などですね。
ファミコンやスーファミ時代を知るオールドゲーマー向けニッチタイトルと言っちゃえば身も蓋もありませんがw

そして先日3DSで配信開始された「みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ」はその8bit感を強く意識して作られたゲームです。

「見た目古臭いので面白く無さそう」というイメージもあって然りかと思います。
事実私も古代祐三氏をはじめ、HIRO師匠小倉久佳氏らといったレジェンドコンポーザーの競演に惹かれて購入しましたが、正直いって内容に関しては全然期待していませんでした。

が、いざ蓋を開けてみるとこれが予想外に面白い!!

1マップ数分〜10分程度と手頃な長さなので、ついつい「もう1マップだけ…!」という状況に陥ってしまう良作ゲームなのでありました。
これで何度夜更かししすぎてしまったことやら…。

戦いは数だよ、兄貴

面白さの中身は「無双ゲーのカタルシス」です。
わらわら寄ってくる敵を圧倒的な戦闘力で薙ぎ倒す一騎当千の爽快感!
昔のアーケードゲームを知る人ならアタリの「ガントレット」を思い出してもらえれば伝わりやすいかと。
ファミコンRPG風画面の中でガントレット並みの物量で攻めてくる敵軍に対しナントカ無双の俺tsueeeさでタワーディフェンスするゲームです。

無双シリーズは三國無双の2あたりから全然やって無く「いつまでおんなじ内容のモンが売れてんねん」などと毒づいていましたが、やっぱりこのジャンルって面白いんだなと改めて気付かされました。
草刈りゲーとも揶揄されますが、いろいろゴチャゴチャした状況がパッと綺麗に片付くってのは何か根源的な快感を得られるものなのかもしれません。
「テトリス」なのパズルゲームもこの快感を味わってると言えますしね。

キャラ自身にレベルの概念はなく武器・スキル・装備品で強化していくのですが、ローラ姫を守るのが目的ゆえに姫から離れると弱体化するといったルールも旨い味付けだなと思いました。
そういうゲームデザインの妙を端々に感じられるのも素晴らしいところです。

ファミコン・マーク3・MSXを愛したかつてのゲームキッズ達へ

8bitな見た目もそうですが、いろんなパロディが散りばめられているのも面白いところ。例えば忍者は裸で変態扱いされていますが、何故裸なのかは「Wizardry」やった方ならお分かりいただけるでしょう。
最初のボスを倒した後で敵幹部が「奴は四天王の中でも最弱…」なんて言っていたりとか。

サウンドはPSG音源風で統一され、ボイスも割れ気味で如何にもな物感じ。
オープニングテーマはカッコいいアニメ主題歌のようですし、エンディングもまた良し。出来れば両曲のボーカル付きバージョンも聴いてみたいですねぇ。

クリア後のメッセージもホロリとさせられてしまいました。
ハードモードのエンディングは更に良いと聞きますので今それを目指して頑張っております。


昔はファミコン等のゲームに熱中していたけれども今じゃ子供が遊んでる「妖怪ウォッチ」を眺めるだけというお父さんお母さん。子供が寝静まった夜に8bitのようせいに会いに行ってみてはいかがでしょうか?
きっと昔味わった興奮と熱中と喜びを思い出せることでしょう。

ただし「あと1マップだけ…!」にはご注意をw



ドラゴンクエスト2クリアー!

Android版「ドラゴンクエスト2」をクリアしました。

ドラゴンクエスト2クリアー!

2をプレイしたのはオリジナルのファミコン版以来ですから30年近くも昔なんですね〜w
でも超有名ゲームだけに要所要所案外よく覚えてました。
全体的な流れやここにこんなんあったよなー的な。
でもラスダン近くのダンジョンは非常に難関すぎて印象に残ってましたが、ここんとこ改変されてるようですね。昔のは攻略本前提だったからか理不尽なまでにムズかったので、現状ぐらいでちょうどいいかと思います。

昔のゲームといえど未だ色褪せない魅力に満ちていました。
もちろん懐かし補正があるのは否めませんが、十分に楽しめたので満足です。

で、いつ3出ますかね?
それを一番待ち望んでいるんですけどね〜。



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